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2026年7月17日

きょうの潮流

 カツアゲだ、みかじめだと、暴力団まがいの行為が横行していたのか。福岡県議会の議長らのポストをめぐる金銭授受疑惑。渦中の県議2人が自民党県議団の幹部から多額の金銭を要求され支払ったと証言しました▼長年の慣例だったとの告発もあり、議会の要職がカネで買われてきた疑いが深まっています。県議会は全県議を対象に聞き取りを行うとしましたが、過去にさかのぼった究明と県民への説明が求められます▼責任のなすり合いの様相も。暴露した元議長は自民党県議団の幹部が海外視察をめぐって背任容疑で刑事告発されていることをあげ、「すべてを話す決意をした」と語っています▼批判を浴びている海外視察は過去3年で20回をこえ3億円の税金を使っていました。航空券はほとんどビジネスクラスで宿泊は高級ホテル。しかも視察報告書は最近まで未公開で一部は盗用の疑いも▼さらに議長が税金である政務活動費を政治資金パーティーの経費にあてていたことや、県職員の互助会が議長らの資金パーティー券を組織的に購入していた問題も次々と▼底知れぬ腐敗に県民の怒りは広がり、抗議集会も開かれています。SNSでは「共産党がいない福岡県議会 やりたい放題」との声が。来春の県議選で空白克服をめざす大谷しんこ予定候補は「徹底的に追及する」と県政の刷新を訴えます。「海外旅行は続けます」と失言して悪びれない勢力から、議会を県民に取り戻すために。