(写真)質問する仁比聡平議員=14日、参院法務委
日本共産党の仁比聡平議員は14日の参院法務委員会で、福井事件の再審無罪判決を取り上げ、警察と検察が組織ぐるみの供述誘導や証拠隠しに無反省だと厳しく批判し、事件の徹底調査と冤罪(えんざい)被害者の前川彰司さんはじめ関係者への謝罪を求めました。
再審無罪判決は“捜査機関は立証に行き詰まり、被告人を立件して有罪に持ち込みたい思惑から供述誘導の意図も相当強かった”“捜査機関が見立てた筋立て(ストーリー)に見合った証言を求めていた”などと判示しています。
仁比氏は「こうした捜査で(無罪確定まで)40年にわたり前川さんの人生を奪ったことに反省があるなら、事件を徹底検証し、前川さんにわびるのが当然だ」と迫りました。
警察庁の遠藤剛長官官房審議官は「今後、緻密かつ適正な捜査を指導していきたい」「直接お会いするかは検討する」などと述べるだけでした。
仁比氏は「警察と検察ぐるみで、捜査機関が描いたストーリーに基づいて、裁判所からだまし取った確定有罪判決の維持にきゅうきゅうとしてきたことに対し、反省がない」と指摘。そして「まさに荒唐無稽な捜査が現実に行われた。昨年夏の再審無罪判決まで有罪主張を続けた検察を誰が信用できるか」と批判しました。

