きょうは、日本共産党創立104周年の記念日です。
党員には、それぞれに入党の動機、初心があります。例えば、生活の困難に寄り添ってくれた人、職場で労働者の要求実現に闘う人、差別や不公正に声を上げる人が共産党員だと知り、自分もそう生きたいと思った、などです。
なかでも、日本共産党が戦前、命懸けで戦争反対を貫いたことを知って、という人は多いのではないでしょうか。
社会全体が戦争に傾く時代に、すすんで国策に協力した人、政府の言うままに、あるいは心ならずも従った人がほとんどでした。そのなかで日本共産党は不正義の侵略戦争を告発し、すべての政党の中で唯一、反対しました。過酷な弾圧を受けながら、国民主権と民主主義を訴えました。
■「戦争は嫌」に応え
いま日本と世界は、戦争か平和か、「力の支配」を許すのか「法の支配」を広げるのか、の岐路にあります。
日本では高市早苗政権が国会で圧倒的な議席を得て憲法9条改変を狙い、「戦争する国」へ暴走しています。国民の「内心の自由」を侵し統制する法案や国民監視の法案をごり押しし、少数意見を抑圧し独裁化を招く衆院議員の比例定数削減を狙っています。
アメリカの戦略に従って軍備を増強し、「継戦能力」を高め、産業や学術の軍事動員をすすめようとしています。
その政権に対し、他の野党が安易な妥協や駆け引きに走るなかで、日本共産党は「戦争する国」に正面から反対する論戦を行い、国民的共同を広げる努力をしています。
一貫して反戦平和を訴えてきた党の訴えがいま、「戦争は嫌だ」という人たちの思いと重なる状況が生まれています。“高市暴走”に不安を持つ人たちの闘いのよりどころとなるべく党の存在意義を光らせるときです。
■劣化する自民政治
自民党は表層では国会の多数を占めていても、政治の中身は行き詰まっています。経済の停滞や財政悪化を打開するすべを持ちません。金権腐敗から抜け出せず、国旗損壊処罰法のような法律の体をなさない法案を通そうとするのは政治的劣化の表れです。
それに対し日本共産党は、大企業優先とアメリカ言いなりをただして財源を確保し経済と国民の暮らしを立て直す打開の方向を示しています。
資本主義そのものも行き詰まり、巨大な格差が生じ、気候危機が解決できません。利潤第一の資本主義の害悪を乗り越え、搾取をなくし、自由な未来社会をつくるという展望を示せるのは、日本の政党で日本共産党だけです。
世界ではいま、アメリカの民主的社会主義者がニューヨークやシアトルの市長となるなど支持を広げています。ヨーロッパでも新たな左翼の潮流が生まれ、日本共産党とも響き合っています。
日本共産党が、行き詰まりを打開する政策と展望を持ち、現在の政治状況で果たしている役割は、弾圧や妨害に抗して反戦平和と民主主義、自主独立を貫いてきた104年の歴史に裏打ちされています。先人の闘いを引き継ぎ、次世代に渡す決意を改めて固め合いましょう。

