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2026年7月12日

クビアカツヤカミキリ対策

「放置するわけにいかない」
岩渕氏に農水相 参院農水委

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(写真)質問する岩渕友議員=9日、参院農水委

 日本共産党の岩渕友議員は9日の参院農林水産委員会で、17都府県にまで拡大している特定外来生物クビアカツヤカミキリによる深刻な被害の実態を示し、対策予算の抜本的拡充と徹底的な対策を求めました。

 クビアカツヤカミキリは、梅や桃、桜などの樹木を枯死させる特定外来生物に指定されている害虫。全国の梅の収穫量の約6割を占める和歌山県では、被害件数が4年間で約24倍にも拡大し、2025年度末で1万2千件以上にのぼり、地域経済全体の問題になっています。

 岩渕氏は、5月の現地調査で、対策が行われている隣の放棄地で大繁殖していた実態を示し「外来生物法で対応できるとのことだが一度も使われていない。制度を周知すべきだ」と求めました。森下千里環境政務官は「現場を見に行く。意見をうかがい適切に対応したい」と答弁しました。

 岩渕氏は、成虫駆除に奨励金を交付する埼玉県内の自治体の事業を紹介。「早期発見、早期駆除が重要だ。根本的な対策がなく、研究も必要であり、関係予算を抜本的に増やすべきだ」と主張しました。

 鈴木憲和農水相は「ここ数年、何も有効な手だてを打てていない。放置するわけにはいかない。ご指摘を受け、農水政務官も現地に赴き、何ができるか考えたい」と答弁しました。