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2026年7月12日

きょうの潮流

 「そんな備えも必要だったのか」。大雨、台風、地震と災害が相次ぐ中で、自分ができる備えを改めて調べながら、想像力の乏しさを反省しました▼真っ先に困るのはトイレであり、携帯トイレの準備をとまでは理解していました。しかし、被災時がどんな状況下なのかリアルに分かってはいませんでした。停電になれば個室も真っ暗。用を足すにも明かりが必要なのです▼「でも、懐中電灯を片手に持ちながらズボンを下ろすことができますか?」。NPO法人トイレ研究所代表理事の加藤篤さんは問いかけます。どこかに置く、つるすなど両手が自由に使える明かりがなければ安心して用が足せない。さっそくランタン型の照明を買いました▼同研究所は災害時トイレに関する意識調査を実施しました。7割以上が自宅での避難生活を想定していても、携帯トイレなど災害用トイレの備蓄はわずか2割でした▼備蓄していても数量が足りないことも。国のガイドラインではトイレの平均的使用回数の目安は1日5回。最低3日、できれば1週間分の備蓄を推奨していますが、個人差があります。「自分が1日何回トイレに行くか知っておきましょう」と加藤さん。今のうちに災害用トイレの使い方を確認することも大事です。同研究所のサイトなら楽しく教えてくれます▼最後にもう一つ。洗浄便座が使えなくなれば、当然いつもより多めにトイレットペーパーが必要です。ぜひ備えの参考に。