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2026年7月8日

静岡知事 リニア着工容認

県議会前 市民が抗議スタンディング

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(写真)リニア着工容認を表明した静岡県の鈴木康友知事に対して、「未来に対する責任果たせ」と怒りの声を上げる市民=7日、静岡県庁前

 静岡県の鈴木康友知事が7日、県議会でリニア中央新幹線(静岡工区)の着工容認を表明しました。同日、県議会の前には約70人の市民が集まり、水と環境を守ってほしいという県民の願いに耳を傾けることもなく容認を決断した鈴木知事に対して「未来に対する責任果たせ」「調査なしでのリニアはストップ」と怒りの声を上げました。

 抗議スタンディングは「静岡県リニア工事差止訴訟の会」が呼びかけました。参加者からは「県内22カ所で計1137人しか参加しなかったJR東海の住民説明会をもって『県民の理解が進んだ』とは言えない」などの声が上がりました。

 同会の共同代表を務める林克さんは、鈴木知事は就任直後からリニアについて「スピード感を重視」するとし、県の専門部会でやるべきだと指摘されていた調査すらせず容認を決断したと強調。「本当に許せません。今日で終わりではありません。工事はするなの声を上げていきましょう」と述べました。

 「リニアより命の水」と書かれたプラカードを掲げた静岡県藤枝市のAさん(74)は「鈴木知事は県のトップとして、県民の声をしっかり聞こうとしていたか疑問です。水と自然が守られなければ、仮にリニアができたとしても静岡の発展はないと思います」と話しました。