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2026年7月7日

フランス共産党大会

相互に学び協力広げる
緒方副委員長 各国代表と懇談

 フランス共産党第40回大会(3~5日)には、27カ国29政党・組織の外国代表53人が参加しました。日本共産党の緒方靖夫副委員長は米沢博史国際局員とともに、各国の政党・団体代表と懇談しました。

オーストリア共産党広報責任者マックス・ブリエ氏

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(写真)オーストリア共産党のブリエ広報責任者(中央)と談笑する緒方副委員長(左)と米沢国際局員=4日、フランス北部リール

 6月のグラーツ市議選で36・5%(7ポイント増)へ躍進した理由として、次の3点を挙げました。

 (1)徹底して市民に寄り添う姿勢。1990年代から20年以上かけて住宅相談ホットラインや戸別訪問などの草の根活動を積み重ねたこと。議員報酬を労働者の平均給与に抑え、超過分を困窮者支援基金に充てるなど、市民と同じ目線で活動してきたこと。

 (2)東欧諸国と国境を接し、旧ソ連・東欧の実態を身近に知る一方、資本主義の弊害も身近に感じるようになるなど、社会意識が変化したこと。

 (3)市民との日常的な対話。戸別訪問(ノッキングドア)はドイツ左翼党から学び、グラーツでの経験を23年のザルツブルク市議選(得票率23%)にも生かすなど、相互に学び合ってきたこと。

 また、志位議長の英語本『自由に処分できる時間と資本論』を手に取り、オーストリアにおける資本主義と社会主義の世論調査や、ザルツブルク副市長への「しんぶん赤旗」インタビューを見つけ、「なんと私たちのことが書いてある」と述べ、この本を紹介したいと語りました。

欧州左翼党のワルター・バイアー議長

 オーストリア共産党議長を務めたバイアー氏は、グラーツでの躍進に祝意を表明。59年以来失っている国会議席の獲得へさらに勢いがつくとともに、築いた信頼は容易に崩れないことが示されたと述べました。

レバノン共産党ハンナ・ガリエブ書記長

 2014年のレバノン訪問での会談以来の再会を喜び合いました。ガリエブ氏は、イスラエルによるレバノンへの侵略・占領や、パレスチナ・ガザ地区と同様の破壊行為について説明。緒方氏らは、レバノン人民との連帯の意思を表明しました。

ドイツ左翼党のヘルムート・ショルツ前欧州議会議員

 9月のザクセン・アンハルト州などの州議会選挙は政治決戦になると指摘。ドイツの報道は極右が単独過半数を占める可能性を盛んに伝えていると述べました。世論調査で極右に20ポイント近い差をつけられている保守与党CDU(キリスト教民主同盟)は、極右とも左翼とも協力しない方針だと述べました。

 一方、第3党のドイツ左翼党が極右の台頭を阻むため、CDUへの協力を迫られる可能性もあると指摘。いずれにしても、左翼党がどこまで議席を伸ばせるかが、ドイツで初めて極右政党の州政府掌握を許すかどうかの決戦になると語りました。

 米国の民主的社会主義者(DSA)代表とアメリカ共産党代表とは、5月の志位議長とのそれぞれの会談が大きな意義を持ったことを確認し、今後の協力について話し合いました。