(写真)黙とうする県民大行動の参加者ら=4日、沖縄県名護市辺野古
「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」は4日、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で4カ月ぶりに県民大行動を再開しました。参加者608人が、「辺野古新基地建設ノー」「玉城デニー知事再選のために団結を」と声を上げました。
同行動は、毎月第1土曜を定例に続けられてきましたが、高校生らが死亡した辺野古沖での転覆事故をうけ、3月を最後に中止していました。参加者らは再開にあたり亡くなった2人に向けて全員で黙とう。「命を守ることはいかなる理念や主張よりも優先されるべきだ」として、これまで以上の安全対策を実施、「新基地を造らせない」県民の揺るぎない民意を示す取り組みを続けるアピールが読み上げられました。
稲嶺進共同代表は、「オール沖縄の思いを示すことを続けていこう」と呼びかけました。日本共産党の赤嶺政賢前衆院議員や地方議員、デニー知事を支える沖縄統一地方選・補選の予定候補らが駆けつけました。県関係野党国会議員団「うりずんの会」の伊波洋一参院議員が「この行動はやめてはいけない。現職、前職の国会議員も同じ思いで取り組む」と決意を述べました。
参加した女性(80)=うるま市=は「事故の原因は厳重にチェックすべきだ」と述べる一方、平和学習や運動への誹謗(ひぼう)中傷の動きには首をかしげます。「この行動やご近所でのゆんたく(おしゃべり)を通じて、憲法9条の意味や基地の問題への理解がもっと広がっていけば」と話していました。

