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2026年7月4日

緒方副委員長、仏労組CGTと「自由な時間」で意見交換

 日本共産党の緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者は米沢博史国際局員とともに2日、パリ近郊モントルイユの労働総同盟(CGT)本部で、ファビエンヌ・ルーシー書記(国際担当)らと会談しました。

 ルーシー氏は、昨年の被爆80年の原水禁世界大会に参加。先月のCGT第54回大会で書記に選出されました。

 懇談には、2024年9月に志位和夫議長を団長とする欧州訪問団とCGTとの会談に参加した国際担当のナターシャ・セガン氏やドゥニ・メナン氏も出席しました。

 緒方氏は、志位議長の英語本『自由に処分できる時間と資本論』を手渡し、志位議長とCGTとの会談で賃下げなしの労働時間短縮のたたかいの経験と自由に処分できる時間をめぐり議論したことがその後の活動、研究にとって重要な意義を持ったと説明しました。

 メナン氏は、マルクスの理論に沿っての自由な時間をめぐる志位氏の研究はこの分野での理論の発展にとって大きな貢献だと評価しました。

 ルーシー氏らは、AI(人工知能)を使った労働が労働者の頭脳の支配を強化し、在宅勤務による長時間労働と労働密度の強化、資本主義の生産性至上主義が個人の自由な時間や私生活まで浸食している逆行する実態を説明。技術革新が労働条件を悪化させることになってはならないと時短はじめ規制強化を要求するたたかいを紹介しました。

 また、フランスをおそった熱波で先週1週間だけで約1000人の死者を出し、熱中症の危険度が基準を超えた場合には、操業を停止するなど労働者の命と健康を守るための緊急対策を政府に求めていることなどを説明しました。

 労働時間、自由に処分できる時間をめぐるたたかいと理論の交流が双方にとって重要であると確認し合い、今後も交流を継続することについて話し合いました。

 緒方氏らはフランス共産党第40回大会(3~5日、仏北部リール)に出席するために同国を訪問しています。