(写真)会談する野党国対委員長。右は塩川鉄也国対委員長=2日、国会内
政府・与党による強権的で横暴な国会運営が続く異常事態のなか、自民党と中道改革連合の幹事長・国対委員長は2日、国会内で会談しました。自民の鈴木俊一幹事長は会談で、皇室典範改定案の成立を優先し、自民と日本維新の会が提出した2法案=衆院比例定数削減法案と「副首都」法案の審議は「中断」し、皇室典範改定案成立後に2法案の成立を目指すなどと表明。国会正常化に背を向ける姿勢をあらわにしました。
これに対し日本共産党と中道、国民民主、参政、チームみらいの5野党国対委員長は同日、国会内で会談し、2法案成立を断念し、国会を正常化するよう与党に要求することで一致しました。
野党各党は、自民と維新が会期延長を含め2法案を今国会で成立させるとする「覚書」を交わす方向で調整に入ったとの一部報道について「あり得ない」と厳しく批判。予算委員会での集中審議と党首討論の開催日程を示すよう与党に求めることでも一致しました。
日本共産党の塩川鉄也国対委員長は、議会制民主主義の危機を打開し、国会を正常化するためには与党が2法案を諦めることが大前提だと強調しました。
その後、中道は自民との国対委員長会談で、野党の要求や考え方を伝達しました。自民党の梶山弘志国対委員長は、2法案の審議を「中断」したことをもって国会は正常化したなどと開き直りました。
(写真)集まった人たちに国会の異常事態を報告する(右から)山添、吉良氏=2日、JR新宿駅東口
日本共産党の山添拓政策委員長と吉良よし子参院議員は同日夕、JR新宿駅東口で、政府・与党の暴挙など国会の異常事態について報告し、連帯を呼びかけました。100人を超える通行人が周りを囲み、拍手と声援を送りました。

