(写真)激戦地・摩文仁(まぶに)の海を望む田村委員長(左)と赤嶺氏=23日、沖縄県糸満市
沖縄戦から81年の「慰霊の日」を迎えた23日、日本共産党の田村智子委員長は赤嶺政賢前衆院議員らとともに、糸満市で行われた「沖縄全戦没者追悼式」に出席しました。また、同市内各地の追悼碑や戦跡を訪れ、戦没者に哀悼の意を表し、沖縄を二度と戦場にしない決意を新たにしました。渡久地修、西銘純恵、比嘉瑞己、瀬長美佐雄各県議も参加しました。
田村氏は「鉄血勤皇隊」として動員され命を奪われた学徒らを追悼する「沖縄師範健児の塔」を訪れ、祈りをささげました。沖縄戦では、多くの学生や教員が法的根拠もなく動員されました。
つづいて、平和祈念公園内の沖縄県平和祈念資料館を見学し、「軍隊は住民を守らない」という沖縄戦の歴史的教訓を改めて確認。その後、「平和の礎(いしじ)」を訪れ献花しました。赤嶺氏らは、沖縄戦で犠牲になった親族の名が刻まれた碑の前で、二度と戦争を繰り返させないと誓いました。
田村氏は党委員長として初めて「追悼式」に出席。また、沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんを激励しました。具志堅さんは、戦没者遺骨の残る沖縄本島南部の土砂を辺野古基地建設に使うという政府の計画に反対してハンガーストライキを行っています。
その後、沖縄戦後に県内で初めて建てられた慰霊塔「魂魄(こんぱく)の塔」を訪問しました。また、沖縄戦で命を落とした女子学徒や教師を追悼する「ひめゆりの塔」「白梅の塔」を訪問し、犠牲となった女子学徒たちを追悼。ひめゆり平和祈念資料館を見学し、前途ある若者たちの命を奪った戦争の残虐さを改めて胸に刻みました。
訪問を終えて、田村氏は「慰霊に訪れる遺族の方々の姿に、凄惨(せいさん)な地上戦の歴史を痛感しています。二度と沖縄に戦火をもたらしてはならないと思いをあらたにしています」と決意を述べました。

