(写真)記者会見する小池晃書記局長=22日、国会内
日本共産党の小池晃書記局長は22日、国会内で記者会見し、与党が今週中にも衆院内閣委員会での審議入りと採決を狙う「国旗損壊処罰法案」について、「明白に憲法に違反する。違憲立法は廃案にするしかない。正面からたたかっていく」と強調しました。
小池氏は、同法案について、「思想および良心の自由を保障する憲法19条違反だ」と指摘。「国旗をどう評価してどういう感情を抱くかは、まさに個人の内心の問題であって、そこに踏み込むことになる」と述べました。
表現の自由を保障した憲法21条にも違反すると指摘。「市民のさまざまな言論活動を萎縮させることになるという点も非常に重大だ」と強調しました。
さらに、罪刑法定主義を定めた憲法31条違反だと主張しました。
同条は「何人も、法律の定める手続きによらなければ、その生命もしくは自由を奪われ、またはその他の刑罰を科せられない」としています。しかし国旗損壊処罰法案は、保護しようとする対象を「国旗を大切に思う国民感情」とし、刑罰の対象は「人に著しく不快または嫌悪の情を催させるような方法」で国旗を損壊する行為などと規定。違法性の判断基準は「客観的な事情を総合的に勘案」としています。
小池氏は「どれも極めて曖昧で、権力が恣意(しい)的に判断して国民が処罰され、自由と権利を奪われる危険なものだ」と批判しました。

