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2026年6月16日

「手紙」の返事と党員拡大 明るく楽しい支部活動をみんなで

全国学生支部・党員交流会

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(写真)オンラインで開かれた全国学生支部交流会に出席する(右2人目から)志位、坂井の各氏ら=14日、党本部

 全国学生支部・党員交流会が14日、オンラインで開かれました。昨年10月に続き2回目の開催。9人の学生党員が、8中総と幹部会決議を受け止めた「手紙」と返事の取り組みや党員拡大、学生の知的関心にこたえる運動などを交流しました。志位和夫議長が出席し、学生の質問に答えるとともに、学生の発言を踏まえて党員拡大をどう進めるかについて発言しました。

坂井氏が問題提起

 冒頭、坂井希青年・学生委員会責任者が問題提起を行いました。交流会の目的について、学生支部の「三つの任務」(1)学生の切実な要求実現、知的関心にこたえる活動にとりくみ、学生のなかに党をつくる(2)民青同盟に加盟し、活動の前進と組織の発展の先頭に立つ(3)学習を重視し、各分野の担い手として成長する―にこたえた活動を交流し、党づくりの決意を固めあうことだと述べました。

 学生支部にとって学ぶことは特別の位置づけであり、活動の7~8割は学習に充てようと呼びかけ、幹部会決議にもとづき「手紙」と返事に取り組み、党員拡大に足を踏み出そうと訴えました。「どの学園でも2ケタの党支部をつくることをめざす」と提起しました。

 東北の学生集合支部の支部長は、「手紙」は「何か一つからでも」と呼びかけているのを見つけ、「何としても返事を書こうと決意した」と発言。「会議に来たらみんなが笑顔になれる支部」を目標に、「赤本」(『Q&A「資本論」』)学習などやりたいことをメンバーで知恵出ししていると紹介しました。

 東日本の学生支部の党員は、8中総の「手紙」の返事を議論するなかで、支部会議を定例化し、4・11「Q&A 戦争と平和」の学習を学生自身が報告者になってすすめるようになったと語りました。党員拡大についても「4月から4人に入党を働きかけ、まだ入党に至っていないが、思いを率直に聞くことができ、今後の学習の課題や方向性が見えてきた」と述べました。

 京都の学生支部の党員は、「大学門前で民青の宣伝に遭遇して加盟し、2カ月後、入党した」と自己紹介。「手紙」の返事を議論し、「排外主義や軍拡、物価高が吹き荒れて厳しいからこそ党員を拡大したい」と意気込み、最近党に迎え入れた経験では「民青の仲間が党に入って頑張っていると知ったから」と言われた喜びを語りました。

 東京の大学1年生の党員は、「シングルマザーの母が私たち3人きょうだいを支えている。理不尽な社会を変え、母を少しでも楽にしたいと、全政党の政策を調べ、行き着いた答えが日本共産党だった」と強調。ぶれずに闘うため、「赤本」、「青本」(『Q&A共産主義と自由』)、8中総の学習に力を入れていると語りました。

 大阪の学生支部の党員は、「青本」の学習会に参加し、民青に加盟、入党しました。当初は入党を迷いましたが、「綱領と規約の三つのポイントにひかれた」と、(1)人権を尊重するところ(2)民主集中制で議論をつくし、意見の違いで排除しないところ(3)支部が主役で一人ひとりが尊重されるところ―を魅力に挙げました。入党間もない自身の経験を生かし、迷っている人に働きかけたいと語りました。

 埼玉の学生支部の党員は、民青加盟30人の目標に対して、現在15人加盟していると報告。「赤旗」記事などからほかの地域の経験や工夫を学んで、ご飯会や映画鑑賞会を実施したり、「赤本」・『資本論』読書会の告知ビラを大学周辺に戸別配布したりしていると紹介しました。

 東京の私立大学支部の党員は、「民青班の発展を大事にし、2年で当初4人から20人以上に増やした。米軍基地フィールドワークや若者憲法集会参加で、改憲反対を広げている」と発言。党支部としても3人から2ケタに発展し、「『支部が主役』がカギだ。『5カ年計画』をつくり、年2回『政策と計画』をつくっている。最初は画に描いた餅にみえたが、毎年努力を重ねて『生きた目標』になった」と強調しました。

 学生同士の質問交流で、支部の運営や、入党の働きかけの努力について学びあいました。

志位議長が党員拡大で五つのポイント

 志位氏は、学生の発言をうけて、「党中央の『手紙』に対してみなさんが真剣に議論し返事を書き、新しい活動に踏み出そうとしているのを聞いて、胸が熱くなります」と表明。学生党員一人ひとりの発言を引用しながら、党員拡大について五つのポイントを提示しました。

 第1に、支部会議で党員拡大を正面から議題にする重要性です。正面から拡大の議論を続けてきたことを力に2ケタの党支部をつくった学生支部の経験をあげ、「拡大は自然にはすすみません。自覚的に目的意識的にやることが大切です」と強調しました。

 第2に、拡大の可能性について「大いにあります。それはみなさんが体現しています」と強調。シングルマザーの母親の苦労を見て党にたどり着いた経験や、入党間もない自身の経験を党員拡大に生かす取り組みについて、「学生に働きかければ、みなさんのように変化し、党に迎えることはできます」と述べました。

 第3に、「入党を働きかけること自体に、意義がある」と強調。まだ入党には至っていないものの今後の援助の方向がみえた経験を示して、「入党の働きかけに失敗はありません。働きかけの一つひとつがとても尊いものです」と指摘しました。

 第4に、民青同盟との関係について、「入党の決め手は民青の仲間が党で頑張っていると知ったことだった」という事例をあげ、「民青の活動をしっかりやって、あの人だったら人間的に信頼できるという、お互いにリスペクトするような関係をつくる。民青の活動を発展させるために、日本共産党員として頑張っていけば、民青の友人を党に迎える道が開かれます」と述べました。

 第5に、「要求対話・アンケート」と「赤本」「青本」学習という「二つのチャレンジ」の重要性を指摘しました。「外に出て党支持を広げることにはまだ抵抗があるが、『赤本』・『青本』学習をよびかけることには抵抗感がない」という発言にふれ、「いまマルクスと『資本論』は世界的ブームです。ハードルがとても低いのです。このルートからも大きく強い党をつくりましょう」と呼びかけました。

 最後に志位氏は、「赤本」「青本」を貫くものとして、「個人の自由な発展、労働者階級の成長、発展を軸に『資本論』を読み解く」という立場があることを強調し、学生のなかで「マルクス・ブーム」を大いにつくろうと呼びかけました。