(写真)アジア・アジアパラ競技大会の組織委員会への聞き取りをする各氏=9日、名古屋市
日本共産党・しもおく奈歩愛知県議らは9日、アジア・アジアパラ競技大会の組織委員会からの聞き取りを名古屋市で行いました。組織委は、巨額になっている大会経費の詳細な内訳は「明らかにするのは難しい」と回答。かわえ明美県議候補、本村伸子前衆院議員が同席し「税金が投入されている大会です。ブラックボックスにせずきちんと県民に説明を」と求めました。
愛知県で9月19日からスタートする同大会をめぐっては、大会経費が当初見通しの約3・5倍(総額3700億円で、そのうち大会経費は2980億円)と大きく膨れ上がっています。しもおく氏が愛知県議会で繰り返し追及してきました。
聞き取りでは大会経費にかかわって、大会関係者の宿泊費として計上されている520億円について追及。移動式宿泊施設(約82億円)とホテルシップ(約45億円)を除く約400億円のホテル代などの内訳について説明を求めました。
組織委は「こまごました契約を積み上げた金額で、これ以上の説明は難しい」と回答。本村氏が「予算の前提となっている、見積もりの根拠を教えてください」と重ねて求めましたが、明確な回答はありませんでした。
しもおく氏は大会経費が膨れ上がっていることについて、「物価高騰だけでは説明がつかない。見通しが甘かったのでは」と指摘。組織委は「当初の見通しと違ったことは事実」と述べました。

