(写真)高市首相らに質問する山添拓議員(右端)=5日、参院予算委
日本共産党の山添拓議員は5日の参院予算委員会で、2月の総選挙と昨年の自民党総裁選で、高市早苗首相の陣営が他候補を中傷する動画の投稿に関わったとする『週刊文春』の報道について、「首相の政治姿勢の基本に関わる問題だ」と追及しました。
山添氏は一般論として、ある陣営が他陣営の候補を誹謗(ひぼう)中傷する動画を人工知能(AI)で1日100本以上つくって拡散し、世論を誘導することは「選挙の公正、民主主義の土台を揺るがす重大な問題ではないか」と質問。林芳正総務相は「重大な課題だ」と述べましたが、高市首相は「総務相が答えたとおりだ」としか語りませんでした。
この間、高市首相は自身の事務所が動画を作成して発信したことは一切ないとし、動画作成したとされる男性とは自身も秘書も「面識がない」と主張。しかし、『文春』は3日、秘書とこの男性のオンライン会議の音声を有料で公開しました。山添氏は音声の主が秘書かどうか、秘書に確認をしたかと迫りました。
高市首相は、秘書と話したが「『なんで私が(文春の)有料会員にならなければいけないのか』とキレられた」と述べるにとどまりした。
山添氏は、秘書が『週刊現代』の取材にこの男性との接点を認める回答をしているとして「ご存じか」と追及。「記事を読んだ」と答えた高市首相に対し、山添氏は「つまり秘書とその男性との接点があることを認めるか」とただしました。首相は「認めていません」などと答弁しました。
山添氏は、秘書とこの男性がオンライン会議をしていたなら、首相のこれまでの説明が崩れ、他の説明も疑わしいことになるとし、徹底調査をして、国会を通じて国民に説明するよう求めました。

