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2026年6月6日

きょうの潮流

 物騒な発言が身内からも相次いでいます。「大政翼賛会みたいなもの。全くナンセンスだ」。「自民党は独裁政党じゃない。総理1人で決められる話ではない」▼一つは自民党国会議員の8割超が加わった「国力研究会」を村上誠一郎前総務相が批判したもの。究極の自分勝手とやゆされた解散・総選挙で多数の議席を奪った高市首相の応援団。主流に乗り遅れないようにと、われ先に▼もう一つは衆院議員の定数削減をめぐり、比例代表の45議席削減を首相が指示したことに岩屋毅前外相が反対したものです。自維連立政権が推し進める民意の切り捨て。権力を維持するために国民の声を封じようと▼次々と強権をふるう首相ですが、足元は揺らいでいます。中傷動画について秘書と作成者のものとされる音声が公開され国会でも追及。権力者が選挙や民主主義を壊す大問題なのに、判断は難しい、そういうことに時間を使っている暇はないと逃げ回っています▼米国のイラン攻撃で生活や営業が一段と苦しくなってもトランプ大統領に迎合し、ふみこんだ支援策も打たない。みずから公約に掲げた消費税の減税もどうなることやら…。目立つのは軍拡や戦争国家づくりばかりです▼そうした姿勢の反映なのか、ここにきて高市支持率の下落傾向が続いています。とくに若年層や無党派層の支持離れが顕著だという指摘も。当初抱いていた期待感からのずれ。首相が突っ走るほど、それは大きく。