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2026年6月3日

米の軍事介入許すな

対キューバ燃料封鎖で山添氏
参院外防委

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(写真)質問する山添拓議員=2日、参院外防委

 日本共産党の山添拓議員は2日の参院外交防衛委員会で、米国による燃料封鎖で非人道的な事態が生じているキューバへの支援を求め、政府として米国のキューバへの軍事介入は断じて許されないと表明すべきだと強調しました。

 キューバは、燃料備蓄が枯渇して大規模停電が続き、医療や公衆衛生に甚大な影響が出ており、山添氏はさらなる人道支援を要請。昨年10月の国連総会で日本も賛成して採択された「対キューバ禁輸解除」決議について、主権の平等や内政不干渉を定める国連憲章・国際法の原則を考慮したものだと強調しました。

 トランプ米大統領が対キューバ軍事作戦を示唆しているのは重大だと指摘し「外交的、平和的解決が必要だ」と強調。ブラジルとメキシコ、スペインの首脳が4月、共同声明で「キューバ問題は国際法に沿った真剣で相手を尊重した対話を通じた解決を」と訴えており、日本政府も平和的解決を前提に臨むべきだと求めました。茂木敏充外相は「国家間の問題について外交的に解決することが重要だ」と答えました。

 山添氏は、米司法省が5月、キューバのカストロ元国家評議会議長を起訴したが、同じように米国が体制転換を狙う相手の国家元首を起訴したのがベネズエラだと指摘。米国が1月にベネズエラへの軍事作戦でマドゥロ大統領を拘束したことについて「評価を控える」とする茂木外相に対し、山添氏は「軍事攻撃によって指導者を拘束、拉致することを容認するのか」と厳しく批判しました。

 山添氏は「力による平和」を許さないために法の支配を貫くことが求められるとし「ベネズエラ侵略はもちろん、キューバへの軍事介入は許されないと表明すべきだ」と求めました。