(写真)質問する仁比聡平議員=28日、参院法務委
日本共産党の仁比聡平議員は28日の参院法務委員会で、外国人経営者むけの在留資格「経営・管理」の新たな要件となった資本金3000万円を満たす人は同資格在留者の約4%(出入国在留管理庁の調査)にすぎず、要件を満たせない9割以上の在留を不許可にするのかと迫りました。
「経営・管理」資格取得に必要な資本金要件は昨年10月、従来の500万円から6倍の3000万円にも引き上げられ、小売り、飲食店などを営む多くの人が廃業の危機に直面しています。
入管庁が仁比氏に示した資本金額別「経営・管理」の在留者数(計3万5149人、2024年末時点、資本金データのない人を除く)のうち、従来の要件の資本金額(100万円単位、100万円未満四捨五入)の500万円が2万5976人、73・9%に上り、600万~1000万円が5389人、15・3%で、3000万円以上は1455人と4・1%にすぎませんでした。
仁比氏は「地域に根ざしてがんばるお店が9割もつぶされることはあってはならない」と追及。平口洋法相は、要件改定前からの在留者には3年間の経過措置を設け、基準に適合しないことのみで不許可にはしないと説明。経過措置後も「基準に適合しない場合、諸般の事情、例えば納税状況等を鑑みて適正である場合は許可する」と答えました。
入管庁は、同資格在留者の在留期間(24年末時点)別では6~10年が1万598人で25・5%を、11年以上が計1万2456人で29・8%を占めていることを明らかにしました。
仁比氏は、長期に店を営む人も多く「日本で生まれ母語が日本語の子どもが多いのは当たり前だ」として、在留を積極的に認めるよう要求。平口法相は「家族に関する事情も総合的な判断の中で考慮することはあり得る」と答えました。

