日本共産党

メニューとじる

すべての記事が読める

赤旗電子版購読お申し込み

2026年5月22日

「超加工食品」の概念と危険性の位置付けを

参院農水委 岩渕氏

写真

(写真)質問する岩渕友議員=19日、参院農水委

 日本共産党の岩渕友議員は19日の参院農林水産委員会で、政府の食育基本計画の策定では「超加工食品」の概念とその危険性を計画に位置付けるべきだと主張しました。

 超加工食品とは、加工食品よりも工業的に製造された食品のこと。菓子パンやスナック、清涼飲料水など、家庭料理では使用しない成分や方法で製造されたものです。

 岩渕氏は、世界で最も権威のある医学誌の一つ『ランセット』に超加工食品の日常的な摂取がさまざまな慢性疾患を招くことを示す論文が掲載されたほか、アメリカなど各国が食生活指針に超加工食品の危険性と警告を掲載していると指摘し、日本でも超加工食品の危険性を食育推進基本計画に位置付けるべきだと求めました。

 さらに、磯田宏・九州大名誉教授の「私たちの食生活での『選択』は、個々の自律的な選択のように見えてそうではない」との指摘を紹介し、「働いても生活は楽にならず、高い生鮮品より、手軽で安い超加工食品に頼らざるを得ない実態がある」と強調。「企業利益優先の構造自体に目を向けなければ、基本計画の目標はいつまでも達成できず、食生活の改善はできない」と主張しました。