日本共産党

メニューとじる

すべての記事が読める

赤旗電子版購読お申し込み

2026年5月22日

主張

沖縄県知事選挙
平和を守る県民の総意示そう

 沖縄県の玉城デニー知事が3選をめざす県知事選が8月27日告示、9月13日投票でたたかわれます。自民党が推す古謝玄太元那覇市副市長との事実上の一騎打ちになる見通しです。

 沖縄県民に米軍基地の負担を押しつけてきた政府・自民党と平和で豊かな沖縄を求めるデニー知事・沖縄県民との対決になります。

 デニー知事の3選は、県民の平和と暮らしを守るとともに、戦争国家づくりをすすめる高市早苗政権に厳しい審判を下すもので、全国的意義を持ちます。

 デニー知事は出馬表明で、「誰ひとり取り残さない沖縄らしい優しい社会」「平和で誇りある豊かな沖縄」の実現へ引き続き取り組んでいく決意を力強くのべました。

■成果上げ高い評価

 デニー知事が公約してきた「県経済と県民生活の再生」、「子ども・若者・女性支援施策のさらなる充実」では、観光収入の初の1兆円突破、子ども通院医療費の中学卒業までの窓口無料化など多くの成果をあげ、県民から高く評価されています。

 それは県政史上初めて、今年度予算案を含む知事提出議案のすべてが県議会で自民党をはじめ全会一致で可決されたことに示されています。

 最大の争点「辺野古新基地反対・米軍基地問題」では、県民の先頭に立ち、新基地建設反対、普天間基地の早期閉鎖・返還を訴えてきました。

 これにたいして古謝氏は、前回の参院選で自民党候補として立候補、落選した人物で、自民政治べったりです。これでは県民の平和も暮らしも守れません。憲法9条の改憲に賛成、新基地についても「普天間基地の危険性除去への現実的な解決策として容認したい」(出馬表明会見)と明言しています。

 いま辺野古新基地についての態度がきびしく問われています。辺野古新基地は、埋め立て地の軟弱地盤のため事実上、完成不可能であることがいよいよ明らかになっています。「完成」したとしても、米側は新基地よりも、もっと長い滑走路を持つ民間空港の使用が認められなければ、普天間基地を返還しない、と明言しているからです。

 いまや「普天間基地返還のため」の辺野古新基地建設という大義名分は成り立たなくなっています。

 このとき完成のあてもない新基地の工事推進を主張するのは、普天間基地の永続化に協力しようとすることにほかなりません。

■全国からの支援を

 オール沖縄の運動は、沖縄県民の総意を結集した壮大なたたかいをつくりだし、日本の政治を揺り動かしました。それはまた全国を励まし、「市民と野党の共闘」の源流のひとつともなりました。

 いま高市政権は、戦争する国づくりをすすめ、全島ミサイル基地化、軍事拠点化を強引に押しつけています。これに反対しているのがデニー知事を先頭にした沖縄県民のたたかいです。

 日本共産党は知事選の勝利、同時にたたかわれる統一地方選の勝利へ全力をあげます。募金をはじめとする全国からの支援を訴えます。