(写真)防衛省に聞き取りを行う仁比議員(左端)=19日、国会内
大分県陸上自衛隊日出生台演習場(大分県)で実弾射撃訓練中だった戦車の砲塔内で砲弾が暴発し、搭乗していた自衛隊員3人が死亡、1人が重傷を負った事故(4月21日)を巡り、日本共産党の仁比聡平参院議員は5月19日、国会内で防衛省に聞き取りを行いました。堤栄三・党大分県議、山下魅党大分県委員会書記長、日高幸男「米軍演習に反対する大分県各界連絡会」事務局長、住民グループ「ローカルネット大分・日出生台」メンバーがオンラインで参加しました。
聞き取りでは、演習場で使用される弾薬は大分分屯地(敷戸弾薬庫)から一般道を通って運び込まれており、事故の原因によっては暴発の危険性が今後も周辺・沿線住民や道路利用者に及ぶ危険性があることから、原因解明までの実弾訓練停止や第三者による調査委員会の立ち上げ、周辺住民への説明会の実施などを求めました。
防衛省の担当者は要求に対して「すでに戦車での同種の砲弾を用いた訓練は中止している」と回答したものの、「事故の事実関係の詳細および原因については、現在自衛隊内部で調査中」だとして、弾薬庫の具体的な危険性や調査内容の有無については説明を拒否。仁比氏は「原因を公表できないままでの訓練再開は許されない。調査結果は遺族、全隊員、住民に公表すべきだ。弾薬庫の具体的な危険性の有無を言えないのは、住民の安全を無視するものだ」と批判しました。
参加した住民は「訓練は安全に管理されていると説明を受けてきた。住民も巻き込みかねない重大事故で衝撃を受けている」「自衛隊員やその家族のことを考えると胸が痛む」「軍事に前のめりで、ここまでして進めないといけないのか」と語りました。

