焼きたてのナンと、チキンカレーが評判でした。筆者の地元で長くつづいていたインドカレーの店。久しぶりに寄ってみたら閉店していました▼どんな事情があったのかわかりませんが、通っていた人も少なくなかっただけに残念です。そこはネパール人が経営していましたが、いま長年、日本で店を構えてきた外国人経営者たちから悲鳴があがっています▼昨年10月から出入国在留管理庁が厳格化した「経営・管理」在留資格(ビザ)の要件。日本語能力などが求められ、必要な資本金が5百万円から6倍の3千万円に引き上げられました。統計をみても資本金3千万円以上の会社は全体の1割弱。個人経営の飲食店ではさらに少ないはず▼黒字でも、地域に親しまれていても、店を閉じなければならなくなる―。国会内で開かれた「店も街もつぶす経営・管理ビザ改悪ストップアクション」で、インド料理店を営んできた男性が涙ながらに語りました▼30年前に来日。「子どもは日本で生まれ、いま高校生で日本語しかしゃべれない。日本の友達しかいない。苦労して家も買った。それを一方的にインドに帰れといわれ、どうすればいいのか」と▼国は実体のないペーパー会社への対策を規制強化の名目にしていますが、共産党・仁比議員の追及に不正行為の件数すら把握していないことを認めました。外国籍の人びとの生業(なりわい)やくらしを次々と脅かす高市政権。先の集会は訴えていました。「ヘイトは社会を壊すだけ。ヘイトに明日はありません」
2026年5月20日

