(写真)質問する畑野君枝議員=15日、衆院国交委
日本共産党の畑野君枝議員は15日の衆院国土交通委員会で、データセンター(DC)の建設問題について質問しました。
千葉県柏市には、工場跡地に2棟のDCが建つ場所があります。畑野氏は「非常用発電機の運転点検が頻繁に行われ、ばい煙のほか騒音、悪臭などの被害がある」と指摘。金子恭之国土交通相は「地方自治体への調査では、住民の苦情や不安の声があったDCは、計画段階7件、稼働段階1件」と答えました。
稼働段階の1件は、京都府精華町のDCによるばい煙などの被害です。金子国交相が「DC側と近隣事業者の個別協議で調整されている」と被害は解決済みとの認識を示したのに対し、畑野氏は「精華町の食品容器の工場では、工場に黒いばい煙が入る」など実例を挙げて反論しました。
千葉県印西市の駅前には、高層マンションからわずか11メートルの土地に、巨大なDC建設が進められています。DC用地は都市再生機構(UR)関連会社の管理でしたが、同社が説明会すら開かないとマンション住民は訴えています。畑野氏は「住民合意に反しないか」と追及。金子国交相は「URや関係会社を通じてDC事業者に、印西市と協議しつつ対応するよう伝える」と述べました。
DCは建築基準法に独自の用途区分がなく、「事務所」など実態に合わない用途で建てられています。畑野氏は「DCを実態に合った用途で位置づけ、適切なゾーニングを行うべきだ」と強調しました。

