9~10月の沖縄県知事選と沖縄統一地方選の必勝に向け、日本共産党の田村智子委員長を那覇市に迎えて17日に開かれた党演説会で、3期目への決意を述べた玉城デニー知事のあいさつ(要旨)を紹介します。
(写真)あいさつする玉城デニー知事=17日、那覇市
私もみなさんと一緒に(辺野古沖の船転覆事故で亡くなった高校生らに)黙とうをさせていただきました。悲しみは一日たりとて忘れることはできません。ご遺族の心の痛みにしっかり寄り添い、日々の活動にもまたまい進していく。平和を実現するために一緒に頑張っていきましょう。
知事就任後、沖縄の自立的発展と県民お一人お一人が豊かさを実感できる社会の実現へ、公約に掲げた三つの大項目、「県経済と県民生活の再生」「子ども・若者・女性支援施策のさらなる充実」「辺野古新基地建設反対と米軍基地問題」を中心にさまざまな施策の推進に取り組み、中学卒業までの医療費窓口無料化などを実現してまいりました。
この8年で観光収入は初めて1兆円を上回る見通しになり、2026年度県一般会計予算は史上初の9千億円台となりました。成長するこの勢いを経済と県民のみなさんの所得向上に向け、さらに加速化を図ってまいりたいと思います。
米軍普天間基地の辺野古「移設」については、最短でも完了まで約12年を要するとされており、普天間基地の一日も早い危険性の除去につながるものではありません。辺野古移設を断念し、県外・国外への移設及び早期返還について、あらゆる機会を通じて積極的に訴えてまいりたい。
政府が進める安保3文書の前倒し改定では、米軍基地の集中に加え、自衛隊の急激な強化は、かえって地域の緊張を高めることにつながりかねません。不測の事態が生じることも懸念されています。専守防衛のあり方を否定する長距離ミサイル配備には、断固として反対をいたします。
これからどんな難関に当たろうとも、私は強い風が吹けば吹くほど、二つの足をしっかり踏ん張って、強い風が吹き過ぎた後にすくっと立ち上がっていく。疾風の中にこそ勁草(けいそう)の強さを示していきながら、多くの県民とともに沖縄の将来を目指していきたいと考えています。
9月に知事選、統一地方選で沖縄県民がどのような選択をするか全国のみなさんがきっと見守っていると思います。未来のために、沖縄のみならず、日本全体の平和のために寄与貢献していけるよう一緒に頑張ってまいりましょう。

