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2026年5月17日

青年労働者 ベテラン 大企業職場で「赤本」交流会

非正規増加 人手不足 長時間労働の矛盾
「『資本論』指摘に驚き」「解決の希望みえた」

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(写真)「赤本」を開いて志位議長の動画を視聴する大企業の青年労働者ら

 西日本の大企業職場の、青年労働者とベテラン労働者が一緒に日本共産党の志位和夫議長の著書『Q&A いま「資本論」がおもしろい』(「赤本」)を読み、職場の矛盾を考える交流会が開かれています。どんな議論になっているのか訪問しました。

 コンビニのコーヒーやペットボトルのお茶を手に、労働者が集まってきます。この日は、交流会の3回目。議論の範囲は5章「貧困と格差拡大のメカニズムは?」、6章「社会の変革はどうやっておこるのか?」です。「赤本」を開きながら、タブレット端末で同著のもとになった志位議長の「学生オンラインゼミ」を動画で視聴し、感想交流しました。

 青年労働者が、「相対的過剰人口、産業予備軍と、非正規ワーカーの問題を知りたい。うちの職場でも起こっていることじゃないか」と発言。先輩労働者はうなずいて、「1995年に日経連が『新時代の「日本的経営」』を発表してから、あっという間に、業務を子会社に移され、非正規雇用労働者を職場に増やされた」と振り返りました。

 長時間労働について、「業務が縮小しても、会社がさらに人を減らしてしまい、人手不足が解消せずに長時間労働のままだ」と職場の実態を出し合いました。

 青年労働者は「一人で会社に意見を言っても、職場で孤立してしまう」と悩みを打ち明け、先輩労働者は「職場で対話して仲間を増やし、連合労組にも大幅賃上げと労働時間短縮がセットですすむよう後押ししていくことが重要だ」と強調しました。

 青年労働者は「150年以上前に書かれた『資本論』に、今の自分の職場の問題が指摘されているというのは驚きだった。『赤本』で解決していく希望もみえた」と話しました。

 「赤本」は次回の7~8章で読了となる予定です。今後も職場に希望がわく本などを選んで交流会を続けようと話し合っています。