(写真)国との対面での説明会を求める集会宣言を拍手で採択する参加者ら=15日、熊本市東区
陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市)に配備された長射程ミサイルについて国が住民説明会の開催を拒み続けている問題で、住民自らが主催する説明会が15日、同市東区で開かれ、住民250人が参加しました。
「STOP!長射程ミサイル・県民の会」の山下雅彦代表が「国がしないなら自分たちでやるしかない。ミサイルや防衛の問題点を出し合い、不安や思いを共有して、みんなで考えていこう」と呼びかけました。
パネリストらが、配備された25式地対艦誘導弾の憲法違反の敵基地攻撃能力や、市街地にある同駐屯地の司令部地下化・弾薬庫新設などの危険な動きと生活への影響を解説しました。
健軍校区自治協議会の城戸健次会長(76)は、見守り活動での小学生の様子にふれ「ウクライナやガザの子どもの悲惨な状況を考えるとたまらない。平和外交をしてくれ。ミサイルは必要無い」と語りました。
会場からは「(短射程のミサイルなら)専守防衛で仕方ないと思うけれど、1000キロも飛んで相手の国をやっつけるミサイルが防衛の役に立つのか」などの質問が出されました。駐屯地そばの高校に子どもを通わせる母親(51)は「(自衛隊と米軍の)飛行機がうるさくて引っ越したいくらい。こういう話を地元でもっとしたい」と、軍事訓練が増加している現状を訴えました。

