(写真)「再審法を変えよう」と声を上げる参加者=11日、東京都千代田区
確定した刑事裁判のやり直しに関する刑事訴訟法の規定(再審法)の改悪を許さず、冤罪(えんざい)被害者を救うための法改正を求める国会前緊急行動が11日、約40人の参加で取り組まれました。
行動を呼びかけた「再審法改正をめざす市民の会」など3団体は、再審開始決定に対する検察官の不服申し立て(抗告)の禁止を求めています。法務省案を議論している自民党部会で、同省は検察官抗告に固執しています。
日本共産党の辰巳孝太郎衆院議員は「間違った判決を覆すのは当たり前のことだ」と述べ、法務省案は証拠開示を制限する内容も問題だとして「今の制度を温存することがあってはならない」と強調しました。
日本共産党の仁比聡平参院議員のメッセージが読み上げられ、与野党の国会議員が発言しました。
日本国民救援会中央常任委員の渡場大河さんは「検察官抗告による弊害が続いてきた。法の不備を今こそ正そう」と述べ、冤罪被害者の苦難の歴史や実態を踏まえて「真の再審法改正を実現するときだ」と力を込めました。
ジャーナリストの永田浩三さんは「児童虐待防止法、ストーカー規制法、DV防止法などは議員立法で成立させた」と指摘し、超党派の議員立法で再審法改正を実現させようと訴えました。

