2025年に米軍機が日本の空港(米軍、自衛隊管理の空港を除く)に着陸した回数が、全国で349回に上り、過去10年間で2番目に多かったことが国土交通省への取材で分かりました。最多は熊本空港(熊本県益城町)の96回で、2年連続トップです。全体の7割が九州・沖縄に集中しており、米軍の利用が常態化しています。
(写真)日米共同訓練「キーン・ソード」で熊本空港に飛来する米海兵隊のMV22。背後には民間機=2024年10月(日本共産党の甲斐康之益城町議提供)
全国89空港のうち21空港で米軍機の着陸があり、空港別では、熊本に次いで奄美(鹿児島県)が48回、福岡と名古屋が43回、新石垣(沖縄県石垣市)が23回などとなっています。
新石垣は24年から倍増し、10年間で最多に。9月に行われた日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」では人員や物資の輸送のために米軍機が飛来。10月の自衛隊統合演習では米輸送機が飛来し、患者輸送の訓練などを行いました。
熊本空港は、隣接する陸上自衛隊高遊原(たかゆうばる)分屯地と滑走路を共用しています。「レゾリュート・ドラゴン」などで米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイなどが連日飛来し、燃料補給や整備を行いました。同空港での米軍機の利用などを監視している日本共産党の甲斐康之益城町議は「訓練の時期にはMV22が住宅の上も平気で飛び回り、非常に危険だ」と語ります。
高知空港(高知県南国市)は例年0~4回だったのが17回に急増。米軍岩国基地所属のF35Bステルス戦闘機1機がエンジン故障で緊急着陸し、42日間居座りました。その間、修理のため輸送機なども飛来しました。

