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2026年5月4日

自衛隊の9条明記など声明文採択

改憲派集会

 改憲右翼団体「日本会議」のフロント組織「美しい日本の憲法をつくる国民の会」(櫻井よしこ共同代表ら)と民間憲法臨調が共催する集会が3日、都内で開かれました。自衛隊の9条明記と緊急事態条項創設のための審議促進を呼び掛けた声明文を採択しました。

 高市早苗首相がビデオメッセージを寄せ「憲法改正は自民党の党是」と改憲への執念を示しました。憲法は1947年の施行以来「一度も改正されていない」と述べ、「79年前と比べ安全保障環境など全く異なる」「定期的な更新が図られるべきだ」と主張しました。

 高市氏は「議論のための議論ではなく、決断のための議論を行うべきだ」と述べ、首相自ら改憲発議をあおり「国民投票に向けて、国民の間での機運醸成に取り組むことを期待する」と述べました。

 主催者の櫻井よしこ氏は緊急事態条項の創設などについて「大事だが、こんな上っ面なところばかりで、日本国をどうするのか」と述べ、9条改憲への執念を示しました。

 自民党憲法改正実現本部の新藤義孝本部長(衆院議員)は「だれがこの国を守るのか。その規定は憲法には残念ながらない。だから国防規定を位置づけよう」と述べ、9条に自衛隊を明記することを主張しました。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は「来年の自民党大会までに改憲発議のめどを立てるなら秋の臨時国会が原案提出の期限だ。起草委員会をつくり具体的な条文の議論に入るべきだ」と述べました。さらに、「自衛隊明記では不十分だ。自衛隊は戦力で、隊員は軍人だと認めるべきだ」と主張しました。