(写真)憲法記念日にあたって宮本徹元衆院議員(車上右)、里吉ゆみ都議(同左)とともに訴える小池晃書記局長=3日、東京・池袋駅西口
日本共産党は3日、東京・池袋駅西口で憲法記念日の街頭宣伝を行いました。小池晃書記局長は「絶対に戦争をさせないための一番の力は憲法だ」と述べ、平和を求める国民とともに改憲を止めるたたかいの先頭に立つと決意を語りました。
自民党の改憲案は、現行9条を維持した上で「必要な自衛の措置をとる」ための自衛隊保持を書き込むとし、高市早苗首相は来春には改憲発議のめどをつけたいと述べています。
小池氏は自民改憲案の「必要な自衛の措置」には制限がなく、これまで自衛隊ができなかった▽海外派兵▽全面的な集団的自衛権行使▽武力行使を伴う国連軍への参加―も全て可能になると指摘。憲法の性格は百八十度変わり、平和国家としての「最後の縛りが取り払われてしまう」と警鐘を鳴らしました。
小池氏は、日本がアジアや世界の戦争に参加しなかったのは「9条が盾」となっているからだと強調。「抑止力」の強化が必要だとの考えに対しては、抑止の本質は「相手に恐怖を与えること」であり、互いに強化を競えば最後は「核戦争」だと反論しました。日米同盟による「抑止力」強化の危険性はイラン戦争で明らかだと指摘。無法な戦争に参戦し、戦死者を出すなどあってはならないと述べました。
小池氏は、全世界の国民の平和的生存権をうたう憲法の意義を強調し「世界で戦火が絶えない今こそ、この憲法で世界の平和を実現することが日本の果たすべき役割だ」と主張。「憲法を生かす時が来た」と呼び掛けました。
宮本徹元衆院議員は、税金は戦争準備ではなく、暮らしの安心のために使うべきだと主張。里吉ゆみ都議は、街頭で出会った母親らが戦争への不安を口々に訴えていると紹介し、各地に広がる「憲法守れ」の声が希望だと強調しました。

