沖縄県名護市辺野古沖で3月に修学旅行生らを乗せた船2隻が転覆し、女子高校生と船長が死亡した事故をめぐり、船を運航していたヘリ基地反対協議会は1日、「事故後対応および安全管理の不備に関するお詫(わ)び」とする声明をホームページで公表し、改めて全面的に謝罪しました。
声明は、事故で犠牲となった同志社国際高等学校2年の女子生徒の遺族が、4月に投稿サイト「note」で「直接の謝罪や弔意がなかった」と訴えたことについて、「事故直後、私たちが直接の謝罪や弔意をお届けできなかったことで、ご遺族にさらなる深い傷を負わせてしまった」としています。「事故そのものの責任に加え、その後のあまりに不十分で不適切な対応について、弁解の余地はなく、改めて深くお詫び申し上げます」と述べています。
さらに、今回の事故について、「自然の影響を大きく受ける海上での活動に、修学旅行生を含む未成年を受け入れるという判断自体に重大な誤りがあったと痛感しております」と表明。安全確保を最優先とすべき当事者の自覚があまりにも欠けていたとしました。
今後に向けては、捜査機関への全面協力と並行して、事故原因の究明と組織体制の抜本的見直しを進めるとし、「取り返しのつかない結果を招いた責任を重く受け止め、ご遺族・被害者のみなさまに対し、誠心誠意、責任を果たすべく全力を注いでまいります」と述べています。
同協議会は4月2日にも謝罪の声明をホームページに掲載していました。

