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2026年5月1日

NPT再検討会議議長に志位議長が要請

「多くの締約国がその方向めざしている」

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(写真)NPT再検討会議議長のビエット・ベトナム国連大使(右端)と会談する志位議長(中央)、吉良議員=29日、ニューヨーク(遠藤誠二撮影)

 【ニューヨーク=遠藤誠二】米ニューヨーク市を訪問している日本共産党の志位和夫議長ら党代表団は29日、核不拡散条約(NPT)再検討会議議長でベトナム国連大使のドー・フン・ビエット氏と同国の国連代表部で会談し、NPT再検討会議への要請を行いました。

 志位議長は、日本共産党は、核兵器禁止条約(TPNW)とNPTを「核兵器のない世界」を実現するうえでの「車の両輪」として推進することが基本的な立場だと表明。今回の再検討会議で何としても積極的内容の成果文書を発出してほしいとの思いから、全ての締約国に受け入れ可能で、かつ意義ある内容にしていくことを考慮したとして、要請の四つの骨子を説明しました。

 ビエット議長は、要請の内容について「多くの締約国がその方向をめざしています。同じ方向だと思います」と述べました。同議長は、過去2回の再検討会議で成果文書が出なかったと話し、今回も成果がなければ、NPTの信用性が懸念されてしまうと指摘。志位氏は「逆に言えば、そうした困難ななかでも成果文書を発出することができれば、とても意義のあるものになるということですね」と述べると、議長は「まったくその通りです」と応じました。

 志位氏が会議の見通しを訪ねたのに対しビエット議長は、文書草案は来週半ばに公表すると答え、「すべての締約国が受け入れられる成果文書を必ず出したい」との強い決意を述べました。

 ビエット議長はまた、志位氏の訪問に感謝を表明し、日本とベトナム両国の関係は強く、日本共産党とベトナム共産党のきずなも重要だと強調。同議長は、昨年8月に被爆地広島を訪問し、平和記念資料館訪問や被爆者との面会などを通じ、核兵器による非人道的な被害を目の当たりにしたと述べ、今回の再検討会議を成功させる決意を強めたとの思いを伝えました。

 志位氏は、大使の広島訪問に感謝し、自身はベトナムを訪問した際、枯れ葉剤被害者が入院する病院や支援センターを訪れたことを紹介。日本とベトナムはともに残虐兵器の被害国だと指摘し、この問題での両党間の協力の関係を引き続き強めていきたいと述べました。

 志位氏は、ビエット議長の努力に重ねて敬意を表すとともに、再検討会議の成功への強い願いを語りました。