(写真)質問する岩渕友議員=24日、参院沖縄北方特委
日本共産党の岩渕友議員は24日の参院沖縄北方・地方特別委員会で、北海道根室市にある「根室国後間海底電信線陸揚施設(陸揚庫)」の保存について質問しました。
「陸揚庫」は、根室と国後島間をつなぐ海底ケーブルの陸揚施設で、島が日本固有の領土であることを示す証拠として非常に貴重な施設です。
岩渕氏は施設の維持、保存のための国の負担について質問。文化庁の梶山正司審議官は、登録有形文化財建造物修理等事業を活用した場合、必要額の65%を負担すると答弁しました。
岩渕氏は、物価高騰や資材不足で、今後予算が上振れした場合はその分を手当てすべきではないかと質問。梶山審議官は「年度途中に事業費が増加する等影響が生じた場合は、計画変更申請を行うことで資材高騰等に対応した支援ができる」と応じました。
また、根室市にある「北方領土」問題の啓発施設「北方館」の老朽化対策には2025年度補正予算で9000万円が計上されています。岩渕氏は「北方館」と千島歯舞諸島居住者連盟が元島民の心のよりどころとして設置した「望郷の家」とはつながった施設であり、今後建て替えやリニューアルにあたっては一体として国の責任で取り組むよう求めました。
黄川田仁志北方担当相は、25年度補正予算で必要な範囲で「望郷の家」を改修するとして、「今後も地元の関係団体の意見を取り入れる」と答えました。

