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2026年4月27日

参院議員永年在職表彰

小池書記局長の謝辞(要旨)

 24日の参院本会議で永年在職表彰をうけた日本共産党の小池晃書記局長の謝辞(要旨)は次の通りです。


 日本共産党を支援し、国会に送り出してくださった国民の皆さまに深い感謝を申し上げます。25年の国会活動を支えてくれた秘書をはじめ党国会議員団事務局や党本部職員の皆さん、家族に心から感謝します。

 私は第一線の医療現場で臨床医として働き、1998年の参院選に際して共産党本部から要請を受け比例代表で初当選しました。以来「いのち守る政治」を原点に走り続けてきました。

 初めての国会は、金融国会でした。その後も年金制度改革法案、医療保険制度改革法案、特定秘密保護法案、集団的自衛権の行使に道を開いた安保法制など時には本会議の壇上で、時には委員会の席上で、首相をはじめ政府の皆さんと激しく論戦を交わしてきたことを思い起こしています。

 対決ばかりの25年間ではありませんでした。国民のため一歩でも政治を前に動かそうと党派を超えて取り組んできたことも多々ありました。2006年に自殺対策基本法を実現したことは忘れがたい経験です。年間自殺者が3万人を超す事態を何とかしなければと、自民党の尾辻秀久議員、当時民主党の故・山本孝史議員らとともに厚生労働委員会で「自殺対策の推進を求める決議」を実現し、立法につなげたことが国と地方の行政を動かし、今も大きな力を発揮しています。

 委員会で厳しく対決したある大臣から、委員会室を出た後で声をかけられたことがありました。今は亡くなられた方ですが「小池さん。あなたとは政治的な立場は違うけれども、あなたの質問は現場の実態をふまえたものだから、いつも耳を傾けていますよ」と。これが私の役割だと思いました。国民がどんな状況に置かれ、今の政治にどのような期待、怒りを持っているか。それを国会の場で、ぶれずにひるまず正面から提起していこうと思い定めて今日までやってきました。

 世界で平和の秩序が無残に破壊され、ウクライナで、パレスチナで、イランでも戦火の下で命を落とす多くの人々がいます。国際法も国連憲章も踏みにじる米国に追従し、大軍拡に突き進む政治でいいのか。日本の役割も問われます。

 政治はいったい何のためにあるのか。政治とは戦争と貧困をなくすためにあるというのが私の信念です。その希望の道をさし示しているのが日本国憲法です。

 憲法は前文で「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」と平和的生存権をうたい、憲法9条で戦争を放棄し、戦力を持たないという徹底した平和の条項を持っています。

 戦前から反戦平和を一筋に貫いてきた日本共産党の一員として、憲法を尊重し擁護する義務を有する国会議員として、命がけの外交努力で絶対に戦争しない、させないために力を尽くすことを誓います。

 国民から選ばれた国権の最高機関の一員として、主権者である国民に奉仕する重要な責任を担い、引き続き全力をあげる決意を表明して謝辞とします。