(写真)あいさつする田村委員長(正面右)。その左は東県議予定候補=26日、熊本市西区
水俣病の公式確認から70年の節目を前に、日本共産党の田村智子委員長は26日、熊本市内で「ノーモア・ミナマタ被害者・弁護団全国連絡会議」のメンバーと懇談し、すべての被害者の一刻も早い救済のための新法成立を求める要望を受け取りました。東なつこ県議予定候補が同席しました。
「ノーモア・ミナマタ第2次訴訟」原告団の本田征雄副団長が、12年にわたる訴訟で原告400人が救済されることなく亡くなったと強調。衆院解散で廃案となった「水俣病被害者救済新法案」の再提出と成立、ノーモア・ミナマタ訴訟の和解による早期解決などを求めました。
熊本・天草地域の被害者らが、極貧の中、隣、ご近所で魚を分け合い毎日のように食べていたことや、魚の水銀汚染が広範囲に広がっていたことを語りました。
濵﨑富雄さん(74)は、8人兄弟のうち5人が5歳を迎えず亡くなり、母は寝たきり。運動障害から、いじめや差別に苦しんだ経験を語りました。西田雅之さん(84)は、ひどいめまいで突然気を失うことがあると述べ、「いつまで元気でいられるかわからない。一日も早い解決を」と語りました。
田村氏は、高市政権の衆院解散と新法廃案に「皆さんと共に怒りたい」と表明しました。被害の苦しみと運動の奮闘をねぎらうとともに、国、県による理不尽な被害の線引きを批判。「本当に幅広い症状のある水俣病被害者の方々すべての救済を、というのは超党派の一致点です。必ず実現させるべく奮闘します」と述べ、被害者らと固い握手を交わしました。
東予定候補は、「国と共に県の責任も問うていく」と決意を語りました。

