日本共産党

メニューとじる

すべての記事が読める

赤旗電子版購読お申し込み

2026年4月26日

重油流出被害全額補償を

参院農水委 海保で岩渕氏

写真

(写真)質問する岩渕友議員=21日、参院農水委

 日本共産党の岩渕友議員は21日の参院農林水産委員会で、宮城県の塩釜港に停泊していた宮城海上保安部の巡視船「ざおう」からの1万5000リットルもの重油の流出事故によって、養殖ノリやワカメ、昆布が全滅し受けた収入を突然失った漁業者への一刻も早い全額補償を求めるとともに、事故原因の詳細な公開を求めました。

 岩渕氏は「今年の七ケ浜のノリやワカメは高値がついており、近年まれにみる品質の良さだった。本来なら出荷できていた場合の市場価格で補償すべきだ」と要求。海上保安庁の澤井俊総務部長は「早急に調査を行い、適切に賠償額を算定する」と答弁しました。

 さらに岩渕氏は、「収穫できず成長してしまったノリの重さでノリ網が破損するなど、資材にも被害が出ている。国家賠償に当たっては、減価償却するのではなく、新品の購入費用を全額補償すべきだ」と要求。さらに、海上保安庁が対応できないなら、農林水産省が対応すべきだと述べ、「国全体として、漁師の皆さんの負担が生じないようにすべきだ」と求めました。

 鈴木憲和農水相は「漁業者にとってはありえないこと。その観点から適切に対応する」と答弁しました。