人気アニメ「忍たま乱太郎」の新シリーズが放映中です。尼子騒兵衛さんによる原作漫画の連載が、小学生向けの新聞で始まってから今年でちょうど40年。子どもはもちろん大人にもファンがいます▼尼子さん自身、子ども向けと考えて描いたことはないと述べています。忍者になるための学校「忍術学園」で、主人公の乱太郎をはじめとする子どもたちが勉強するというのはもちろんフィクションですが、時代考証はしっかりやるように心がけてきたといいます▼時は戦国時代。乱太郎の親友、きり丸は戦乱で孤児になったという設定です。忍術学園の入学金も合戦場で弁当を売って稼いだとか。お金が大好きで小銭を見ると目つきが変わるのも、親がいなくて生活が苦しいがゆえでしょう。漫画らしい脚色はありますが、実際に親を失った子どもは多かったと考えられます▼翻って現在。イランやガザなど各地で多くの子どもが犠牲になっています。家族を失った子どももたくさんいます。一刻も早く戦争をやめさせなければ犠牲は増えるばかりです▼高市早苗政権は武器輸出を全面解禁しました。アメリカへの殺傷兵器の提供までが可能になります。すでに在日米軍基地からイラン攻撃に出動していますが、日本がアメリカの引き起こした戦争にいっそう協力することにも▼提供した兵器の矛先が罪のない子どもたちに向けられるかもしれない。そんなこともお構いなしに「死の商人」への道を進む政府。この国を任せておくわけにいきません。
2026年4月26日

