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2026年4月19日

自動車運転処罰法改正案

参院法務委 仁比氏 危険運転の根絶を

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(写真)質問する仁比聡平議員=16日、参院法務委

 飲酒運転や高速度での走行に危険運転致死傷罪を適用する数値基準を盛り込んだ自動車運転処罰法改正案(参院先議)が、17日の参院本会議で全会一致で可決しました。

 日本共産党の仁比聡平議員は16日の参院法務委員会で、「世間には酒に強い弱いという認識があるが、アルコール濃度が数値基準に達すれば誰であれ正常な運転が困難と言えるのか」と質問。平口洋法相は「体内アルコール濃度が同じであれば運転能力への影響は同じであるというアルコール医学の知見を踏まえたもの」と答弁。仁比氏は「危険運転とその結果の死傷事故の根絶」を強く求めました。

 仁比氏は、2月に明らかになった神奈川県警の不正取り締まりについて「道交法違反による反則金や罰金は、交通信号などの整備費用として府県警に還元されることになっているので、ノルマを達成せよと上司からやかましく言われる」などの論文を示し追及。警察庁の日下真一交通局長は「反則金が信号等の交通安全施設等の整備に充てられるのは事実」だと認めながら、「いわゆるノルマを設定することはない」などと否定しました。

 仁比氏は「ノルマを果たすことが昇進につながるとすれば、警察官に事件を喜ぶ心理が生まれ、違反者は自己の非を認めつつも自分は運が悪かったと考え、警察に対して悪感情を抱き、やがて法に対する軽蔑の念さえ持つに至る」と指摘。「ノルマ主義、点数主義という構造的な問題が横たわっている」と厳しく批判しました。