日本共産党は18日、東京・JR新宿駅東南口前で、憲法9条改憲に反対する緊急街頭署名宣伝に取り組みました。田村智子委員長と小池晃書記局長が「『戦争反対』の思いを、憲法9条を守れという署名に託してください」などと訴え、党本部の勤務員とともに市民と対話し、署名への協力を呼びかけました。
(写真)憲法9条改悪に反対する署名への協力を呼びかける田村智子委員長(左)と小池晃書記局長=18日、東京・新宿駅東南口
田村氏は、アメリカとイスラエルによるイランへの軍事攻撃について、「もはや遠い国の出来事ではすまされない。私たちの暮らしが脅かされている」と指摘。アメリカが日本に対し自衛隊派遣への圧力をかけるなか、「無法な戦争への協力を退ける最大の力になっているのが憲法9条だ」「高市政権や自民党、日本維新の会が、憲法9条を変えて、戦争する国づくりを進めようとしている」と強調しました。
憲法とはそもそも、国民が政府に平和や人権を守らせるためにあると指摘し、改憲を求める国民世論は起きていないのに、政権・与党が改憲の世論をかきたてること自体、許されないと批判。国会前や全国各地で多くの市民が改憲反対の宣伝行動を繰り広げていることを示し、「もっと多くの、憲法9条守れとの圧倒的な世論を巻き起こしたい」と決意を語りました。
小池氏は、▽武装した自衛隊を海外に送る▽集団的自衛権の全面行使▽武力行使の目的での国連軍への参加―という憲法のもとではできない三つの企てが、改憲で憲法に自衛隊が明記されたら可能になると指摘。「戦後、一人の戦死者も出さず一人の命も殺さない自衛隊の歴史を根本から変えてしまう」と警鐘を鳴らし、憲法9条を守る必要性を説きました。
宣伝では、30分間で75人が署名に応じ、このうちある年配の男性は「日本を取り巻く環境は厳しいものがあると聞く。しかし、戦争をしたくないとの思いは同じです」と語り署名。乳児を抱いた母親は「きな臭い動きがあり心がざわつきます。こうした署名をやってもらい感謝します」と話し、ペンを走らせました。

