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2026年4月16日

女性天皇、正面から議論を

皇位継承全体会議 田村智子・小池氏が参加

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(写真)皇位継承全体会議に出席する(左から)小池晃書記局長、田村智子委員長=15日、衆院議長公邸

 衆参両院は15日、皇位継承のあり方に関する全体会議を衆院議長公邸で開きました。衆参正副議長が主催し、全党派が意見を表明。日本共産党からは田村智子委員長と小池晃書記局長が参加し、小池氏は「憲法の条項と精神に照らして合理性を持つ女性天皇を正面から議論すべきだ」と主張しました。

 会議開催は約1年ぶり。これまでの会議では政府の有識者会議の報告に沿い、女性皇族が結婚後も身分を保持する案と、皇統に属する男系男子の子孫を養子とする案に論点を絞った議論が進められてきました。

 小池氏は「論点を絞って議論し結論を得るやり方は強引だ」と批判。天皇の制度は憲法の条項と精神に基づき議論すべきだとして「国会として憲法学者など有識者、国民の意見を直接聞くことが必要だ」と述べました。

 その上で「主要論点の重大問題は、男系男子による継承が『不動の原則』になっていることだ」と指摘し、憲法に照らせば「多様な性を持つ人々によって構成される日本国民の統合の象徴である天皇を男性に限定する合理的理由はない」と強調。女性だから天皇になれないというのは、男女平等を掲げる憲法の精神に反するとし、「女性天皇を認めることは憲法の条項と精神に照らし合理性を持つ。女系天皇についても同じ理由から認められるべきだ」と主張しました。

 どの世論調査でも国民の大多数が女性天皇に賛成しており、国会が世論に背いた議論をすることは許されないと批判しました。

 会議では森英介衆院議長が今国会での皇室典範改正を目指し、次回の会議を受けて取りまとめを行う考えを示しました。小池氏は会議後の記者会見で「あまりに拙速だ。私たちが憲法問題を提起したにもかかわらず、それを無視して数の力で押し通すべきではない」と批判しました。