(写真)邑久光明園で屋会長(左から2人目)らに話を聞く(右から)森脇、白川両氏ら=13日、岡山県瀬戸内市
日本共産党国会議員団ハンセン病問題プロジェクトチームの白川容子参院議員は13日、岡山県瀬戸内市にある国立ハンセン病療養所の邑久(おく)光明園と長島愛生園を訪れ、懇談や園内視察、納骨堂での献花を行い、資料館で学芸員から解説を受けました。
全国で入所者の高齢化と減少が進む中、療養所をどのような形で残していくかという永続化の課題について、全国ハンセン病療養所入所者協議会は法改定による国の責任での療養環境の確保と将来にわたる活用を要望しています。
懇談で邑久光明園の屋(おく)猛司自治会長は「われわれがいなくなった時に建造物の一部ではなく園全体を残すことで、どんな人権蹂躙(じゅうりん)があったかがわかる。地域が運営できるまで厚生労働省が管轄してほしい」と訴え。青木美憲園長は全国で毎年約10人の再入所がある背景に、社会復帰した人々が医療的・社会的に「療養所を頼らざるを得ない現状がある」と療養所の役割を語りました。
長島愛生園の中尾伸治自治会長、山本典良園長は「コロナ禍でハンセン病問題の歴史が繰り返された」と指摘し、「情けない」「繰り返さないためには、残し、言い続けなければならない」と語りました。
白川氏は、国の責任において入所者への医療・看護を最後の一人まで保障することを含め、超党派議連・議懇の活性化で「要望に応えたい。将来構想を自治会任せにしてはいけない」と述べました。
訪問には日本共産党の森脇久紀県議、島津幸枝瀬戸内市議らが同行しました。

