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2026年4月12日

“抑止力”で平和守れない

民青学習会 志位議長講演で感想

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(写真)志位和夫議長の話を聞く参加者=11日、党本部

 民青が主催し、党本部で11日に開かれた志位和夫議長を招いての学習会「Q&A 戦争への道をどう止め 平和をどうつくるか」は、多くの青年・学生で会場がいっぱいになりました。アメリカいいなり・大軍拡推進、9条改憲をもくろむ高市早苗政権の姿勢に対し、参加者から「“抑止力”では平和は守れないことを伝えていきたい」「対話を積み重ねていく平和外交こそが求められている」などの感想が語られました。

 東京都内から参加した大学4年生は、友人との対話で「他国から攻められる前に、日本も軍拡を進めることはやむを得ない」と言われたことがありました。

 「志位さんのいう『“抑止”は相手に恐怖を与えること』との言葉が印象に残った。“抑止力”強化は戦争を招くことだということを周りの仲間にも伝えていきたい」と話しました。

 都内在住の高校3年生(17)は、憲法は9条のふわっとしたイメージしかなかったが、講演を聞き、国民の権利を守るためにあるという憲法のあり方がよくわかったと話しました。外交についても「日中間で争わず対話で解決するという協定を結んでいたことや日中韓でサミットを開いていたことを初めて知りました。こういった取り組みを政府は続けてほしいです」と述べ、受験と折り合いをつけつつデモに参加して学校ではなかなか言えない自分の考えをはっきりと声に出していきたいと話しました。

 都内の民青学生班に4月から入ったTさん(18)は、「戦争を止めるためには対話が重要だと分かりました。“抑止”は恐怖と恐怖のエスカレーションを招き、軍拡は止まらない。戦争を起こさないためにも憲法9条が大切」だと話しました。

 同班で4月から活動するSさんも、憲法制定議会での幣原喜重郎首相(当時)の「文明と戦争は共存しない」との発言は、現在のトランプ米大統領がイランに対し「石器時代に戻す」「今日、一つの文明が滅びるだろう」という発言につながると指摘。「時代に合わせて憲法改正を」との声があるが、今の日本国憲法にこそ先見の明があり、そのことを発信していきたいと話しました。

 スクールソーシャルワーカーをめざすために福祉を学ぶ大学3年生は、ASEAN(東南アジア諸国連合)が域内で年間1500回もの会合を開いていることを知り、「とても感動した。高市早苗首相による『台湾発言』以降、険悪になっている日中関係を前向きに打開していくためにも、対話による平和外交が必要だ」と語りました。