(写真)発言する畑野君枝議員=9日、衆院憲法審
衆院憲法審査会は9日、今国会初めての自由討議を行いました。自民党の新藤義孝議員は憲法9条改憲や緊急事態条項創設など改憲4項目を示し「条文起草のための作業に入っていくことを提案する」と表明しました。
日本共産党の畑野君枝議員は、憲法審査会は憲法改正原案を発議し、審査するのが任務で、「審査会での議論は改憲項目をすり合わせ発議することにつながる」「国民が改憲を求めていない中、審査会を動かすべきではない」と主張。国会の側が改憲議論を喧伝(けんでん)し、国民の改憲機運を高めようとするのは本末転倒で、「条文案起草のための委員会をつくり議論を強行することは、国民に改憲を押し付けようというものだ」と批判しました。
畑野氏は、8日に全国各地で改憲に反対するアクションが取り組まれ、3万人もの市民が国会を包囲するなど「いま国民から『憲法守れ』の声が上がっている」と指摘し、「いまこそ憲法9条の精神を生かすべきだ」と強調。米国やイスラエルによる無法な対イラン攻撃によって多くの子どもを含む罪のない民間人が犠牲になっていると訴え、「軍事力では絶対に争いごとは解決できない」「戦争を絶対に許してはならないという9条の精神に立脚した外交と政治が強く求められている」と強く主張しました。

