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2026年4月8日

きょうの潮流

 ユニセフ(国連児童基金)が1979年に推進した「国際児童年」のキャンペーンソングが、再び日本で注目されています。「ビューティフルネーム」です▼名前 それは燃えるいのち ひとつの地球にひとりずつひとつ―。歌手の小泉今日子さんが3日放送の音楽番組で、戦争で犠牲になる人たちに心を寄せて歌いあげました。曲に入る前にその思いを語っています。「名前の数だけ命があって、そのいのちは輝き、守られるべきものだと思います。世界中の戦争が早く終わりますように」▼両親は子どものころに戦争を経験した世代。父親は特攻隊に入りたいと考えていた、と小泉さん。親が生きていたからこそ自分がステージに立てている―。大人が声をあげ、戦争はダメだと言い続け、子どもたちにその姿勢を見せないといけない、と平和への思いを以前から▼国際社会も手をこまねいてはいられません。国連人権理事会は緊急会合で、米軍の攻撃によってイラン南部の小学校の児童175人以上と教師が死亡した件で、早期に調査結果を公表するよう米国に求めました▼ユニセフも、戦争の開始以来、軍事行動で多数の子どもが犠牲になっている事態に「子どもの犠牲を正当化できる理由などない」と声明。地域で暮らすすべての子どもたちが、世界が一刻も早く行動することを切望している、と▼誰もが戦争・暴力から守られる、悲しみのない未来へ。「ビューティフルネーム」は歌います。子どもたちの歌声が世界を大きくつつむ日を。