来春の統一地方選挙勝利に向け、日本共産党の小池晃書記局長を迎えた演説会が5日、東京・大田区内で開かれました。小池氏は、激動する政治情勢のもとで党の果たす役割と政策を縦横に語りました。
(写真)聴衆の声援に応える小池晃書記局長(右から4人目)と区議・区議予定候補ら=5日、東京都大田区
小池氏は、イラン攻撃を巡りトランプ米大統領が「イランを石器時代に引き戻す」と発言したことに触れ、「戦争終結の道筋を示さない無責任で傲慢(ごうまん)な発言だ」と厳しく批判。「石器時代に引き戻す」という表現は、ベトナム戦争時に米軍幹部が用いたものと同じで、「その言葉がいま再び繰り返されたことは許しがたい。アメリカは直ちに攻撃を中止し、日本政府は戦争を終わらせるための外交交渉を、米国とイランに働き掛けるべきだ」と訴えました。
さらに、原油価格の上昇と供給不足でプラスチック原料が逼迫(ひっぱく)し、接着剤や塗料などの資材不足が中小企業や建設業に深刻な影響を及ぼしていると指摘。医療現場でも手袋やシリンジなど不可欠な資材の供給制約や価格高騰が起きるなど「すでに事態は進行している」と強調し、現状に即した緊急の財政措置が必要だと訴えました。
その上で、「解決のためには戦争を終わらせるしかない」と強調。日本がイランと伝統的な友好関係を持つ立場を生かして、戦争終結に向けた外交的役割を果たすべきだと主張しました。
区政については、物価高で区民生活が厳しいなか、900億円規模の新空港線(蒲蒲線)など大規模開発に税金を投入する計画を批判。党区議団が高齢者の補聴器購入補助や教材費・給食費の無償化、中小業者支援などを実現してきた実績を紹介し、支援を呼び掛けました。
清水菊美、佐藤伸、すがや郁恵、杉山こういち、村石まい子の各区議と、松井かな子区議予定候補が決意を表明しました。

