(写真)「ミサイルNO」や「富士にミサイルやめて!」と書かれたプラカードを掲げる人たち=31日、静岡市
防衛省が、県民・住民への説明すらなく静岡と熊本にある陸上自衛隊駐屯地へ長射程ミサイルを配備した31日、静岡県内では「富士にミサイルやめて!の会」が呼びかけた抗議行動が各地で行われ、「ミサイルいらない」「憲法守れ」と怒りのアピールをしました。
JR静岡駅の地下道で行われたスタンディングには60人が駆けつけ、富士駐屯地への長射程ミサイル配備に抗議しました。
静岡市にすむAさん(70)は、高市政権のもとで戦争ができる国づくりが急速に進められていることに危機感を持っていると語ります。「戦争へ向かおうとする政治をいま止めないと、とんでもないことになる。万が一、日本が戦争に巻き込まれる事態になったら孫に顔向けできません。戦争に反対するために、行動し続けたい」
「富士にミサイルやめて!の会」共同代表の林克さんは、長射程ミサイルの配備は日本の歴史の転換点になってしまうと指摘します。「敵基地攻撃能力を持った兵器だからです。日本国憲法の精神に真っ向から反するものであり、違憲です。配備は絶対に許されません」と強調し、配備撤回の声をみんなで上げていこうと呼びかけました。
参加者が次つぎとスピーチしました。30代前半のナナシマさん(Xのアカウント名)は、SNSで「戦争反対」と発信すると、冷笑や誹謗(ひぼう)中傷の言葉がいくつも飛んでくると語ります。「この空気が戦争へ続く道です。だからこそ言えるうちに『戦争反対』と言い続けないといけない。戦争の被害を受けることも、静岡が加害の拠点になることも反対です」と訴えました。

