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2026年3月31日

在日米軍参戦は条約違反

参院予算委 イラン攻撃巡り仁比氏

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(写真)質問する仁比聡平議員=30日、参院予算委

 日本共産党の仁比聡平議員は30日の参院予算委員会で、米・イスラエルによるイラン攻撃が激しくなるなか在日米軍の出撃は重大だとして、「トランプ米政権に『戦争やめよ』と求めることが、日本が果たすべき役割だ」と追及しました。

 仁比氏は米海軍佐世保基地(長崎県)の強襲揚陸艦、沖縄や山口・岩国の米海兵隊部隊がイラン近辺に到着したとの報道をあげ、「政府にどんな説明があったか」と質問。茂木敏充外相は「米軍部隊をわが国の基地から移動させることは安保条約上問題でなく、事前協議の対象でない」と開き直り、日本を無法な攻撃の出撃拠点とすることにフリーハンドを与える対米従属ぶりをあらわにしました。

 仁比氏は「移動でなく参戦だ」と批判し、「国際法に反し、学校や民間施設まで攻撃しているイラン戦争のために、在日米軍基地が拠点にされることは中東諸国との友好関係を大きく損なう」と強調。「大規模攻撃、地上戦に及べば鎮静化どころか、泥沼のエスカレートになる。参加を容認するのか」とただしました。高市早苗首相は「大切なのは早期の事態沈静化だ。トランプ大統領にも伝えている」と述べるだけでした。

 仁比氏は、憲法9条の下、トランプ政権に「戦争やめよ」と求めてこそ、「日本がどの国にも敵対する意思を持たない平和国家として、中東各国と積み重ねてきた信頼に基づく、外交上の役割を果たせる」と強調。「早期沈静化を」と繰り返す首相に、「国際法違反の戦争に、いかなる形であれ加担は許されない」として、米国に戦争やめよと働きかけるよう強く要求しました。