(写真)DJの選曲に体を揺らす多くの参加者=29日、東京都新宿区
イラン攻撃を続けるアメリカとイスラエルや、それを批判せず戦争できる国づくりを強権的に進める高市早苗政権に対し、DJらが奏でる音楽で踊って抗議する集会が29日、東京・新宿駅前で開かれました。排外主義に抗議する音楽集会を開いてきた「Protest Rave」(プロテストレイブ)などが主催しました。
「反戦」や「反差別」などの巨大な旗が振られる中、DJが次々に交代し選曲。時間が進むごとに増える参加者が音楽に体を揺らしました。
DJのMars89さんは、差別的な考えを持ち議会を軽視している高市首相が、世界で盛り上がる排外主義の流れを継承して力を得ていると指摘。自身が選曲するハウスミュージックが抵抗の文化から生まれたことを強調し、「DJとしてできる手段で、あらゆる差別や暴力に抵抗したい」と話しました。
スモークやシャボン玉が宙を舞う集会に、多くの通行人がスマホを向けていました。
参加した女性(18)=東京都世田谷区=は、自民党が総選挙で過半数の議席を得たことで国会軽視やアメリカへのすり寄りが強まる状況を、受験勉強中にも心配していたといいます。「受験が終わって、3月からデモに参加し始めて今日で3回目。一人だと絶望してしまうが、ここに来ると安心できる。通り過ぎる人にも危機感を伝えたい」と話しました。

