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2026年3月29日

嘉手納で降下訓練強行

沖縄米軍 伊江島補修完了後も

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(写真)米軍嘉手納基地でパラシュート降下訓練をする米兵=28日、沖縄県嘉手納町・「道の駅かでな」から

 米軍は28日、嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)でパラシュート降下訓練を実施しました。米軍伊江島補助飛行場(同県伊江村)の滑走路の損傷を口実に、米軍は「例外的」として2023年末から嘉手納基地で同訓練を繰り返してきました。しかし、昨年12月に伊江島の滑走路補修が完了したにもかかわらず、2月3日に続いて地元自治体が強く反対する嘉手納での訓練を強行しました。

 降下訓練は原則、伊江島補助飛行場で実施するとした日米合意があり、米軍は「例外的な場合」に限り沖縄本島内で実施するとしてきました。

 嘉手納基地周辺の嘉手納・北谷両町、沖縄市でつくる三市町連絡協議会は27日、抗議のコメントを発表。沖縄の基地負担軽減をはかる名目で交わされた合意がなし崩し的に形骸化され、沖縄の訓練が常態化する恐れがあると懸念し、反発しています。

 県も27日、米空軍第18航空団に訓練中止を申し入れ、玉城デニー知事は同日の定例会見で、日米合意の「例外的」要件にふれ、「該当するとは全く考えられない」と強調。到底受け入れられないと、米軍の横暴ぶりを厳しく批判しました。

 米連邦航空局の航空情報(ノータム)には29日も訓練計画の掲載があり、米軍は週末の土日いずれも訓練を強行する可能性があります。