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2026年3月27日

CAの休憩確保 清掃業者委託へ

ジェットスター 高裁で和解

 格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)の労働組合「ジェットスタークルーアソシエーション」(JCA)は26日、客室乗務員(CA)の休憩できない勤務の是正を求めた裁判で、東京高裁で調停が成立し、和解したと発表しました。余裕のない運航では客室清掃を専門業者に委託するなど負担軽減策がとられます。

 ジェットスターのCAは、便間時間に客室清掃など仕事が詰め込まれ労働基準法の例外規定「休憩時間に相当する」時間が確保できないとして、35人が提訴。2025年4月の東京地裁判決は、休憩時間のない勤務は人格権侵害で、安全配慮義務違反にあたると認定。会社に対し、休憩や休憩に相当する時間のない勤務を禁じました。

 和解では、最も負荷の高い1日4区間以上の連続乗務(4レグ)について改善が合意されました。4レグの場合は、客室清掃を専門業者に委託し、成田・中部空港では5月、関西空港では10月ごろに開始予定です。やむを得ずCAが客室清掃する場合は、1回3000円の手当がつきます。

 4レグ手当(1レグ500円)を新設。4レグの回数、連続勤務などについて、本人の希望で制限を選択できるとしています。

 JCAの木本薫子委員長は、「調停では労使協議のもと、制度変更や労働協約の締結ができたことは一定の成果と受け止めています。今後も建設的な労使関係のもと、制度の実効性と職場の公平性を確保していくことが重要だと考えています」と話しました。